管理サイトの更新履歴と思いつきネタや覚書の倉庫。一応サイト分けているのに更新履歴はひとまとめというざっくり感。
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自室の床に寝そべって、八左ヱ門は懐から取り出した櫛を眺めていた。
長い間大事に使われていたことがわかる、塗りの剥がれかけ、使い込まれた櫛。
夕食の時に返しそびれたそれの、本当の持ち主はひわだ。
雷蔵の髪を梳き終えるかいなかで倒れてしまったときに、彼女の手から滑り落ちた櫛。あの時の赤い顔と潤んだ瞳、ぶっきらぼうな対応は、高熱によるものだと把握した。それはいい。
解せないのは、何故ひわの方が無理をして、バサラ技を連発したのか。疲労に苛まれた身体を圧して、三人の絡まった髪を梳き、一人一人の名を確かめたのか。
──雷蔵の名前を確かめるため……じゃあないだろうな?
いくら似ているとはいえ、十年前では雷蔵もちんまいお子様だ。守役の可能性があるとすれば、雷蔵の親類縁者。けれどその程度の繋がりを測るためには身体を張り過ぎではないだろうか。
八左ヱ門は目の前で見ている。雷蔵の名乗りを聞いた直後の、失望と安堵という共存しないはずの感情に揺らいだひわの顔を。
守役の話を聞いた後のひなの反応にしても変だ。似ているだけの他人を見つけて、何故あそこまで衝撃を受けるのか──悟らせないようすぐ馬鹿騒ぎを演出したので、彼女達は彼等が違和感を覚えているのに気付いていないだろう。
──と思いたいけど、微妙か。兵助達は多少距離を詰めたようだけど。
八左ヱ門は、別れ際のひわとの会話を思い出し顔をしかめる。
「ひわ姐さん、俺らも名前で良いと思わない?」
い組の二人がいつの間にか名前で呼ばれているのに気付いた三郎。自分と八左ヱ門とを指差して提案したのだが、
「だがことわる」
「一言かよ!」
その前に覗かせた柔らかい微笑を何処に忘れたかという真顔でひわは却下した。
「鉢屋は鉢屋の方が呼びやすい。竹谷は……八左ヱ門て長くて言いづらいからヤダ」
「勘右衛門だって十分長いだろ!」
「ちょっと!」
槍玉に上がった勘右衛門が声をあげるが、ひわはちらっと彼を見た後、
「長くないでしょう、勘右衛門は……そうだな。十数年後にどこかで無事に再会出来たなら考えても良いよ」
「遅すぎだろ、どう考えても」
「じゃあ三郎は?」
お墨付きを貰った勘右衛門はのほほんと尋ねる。当の三郎は、肩を落とす姿勢の裏で、ひわの反応を伺っている。
「鉢屋が何?」
「いやあの、どのくらい経てば名前で呼ぶ気になるのかって話だろ」
苦笑して、兵助。ひわは眉を寄せ、苦渋の顔付きになり、瞑目した。それを見たひなも何故か(彼女は最初から名前で呼んでいるのに)難しい顔をして顎に手を当てる。
「おーい、もどってこーい」
あまりにも間が長いので兵助は再び呼びかけた。ひわは苦い顔のまま、
「想像もつかない。
鉢屋は将来的な主君が大体決まってるでしょう。ある意味それに敬意を表しているってことじゃダメなの?」
「ひわ!」
ひなは慌てたようにひわを呼んだ。
──大丈夫。
ひわの口が音を立てずにひなへ告げた。
──大丈夫……何がだ?
くるり、櫛の裏表をひっくり返す。
皹が入ったのを補修した跡。着ていた衣は上質なのに、そこまでして使い続けるのは、どんな理由なのか──
八左ヱ門が気になるのは、この櫛をどこかで見た覚えがあるからだ。
彼女達──少なくとも、ひわは、この学園に関する何かを知っている。それでいて、隠している。先生方がそれに気付かないはずもないのに敢えて五年生長屋に放り込み、臨時講師の役割を与えたのは……
「ただいまーつっかれたよ!」
ガラッと戸を開けて、同室の吹田新之助が現れた。
「おー」
八左ヱ門はおざなりに返して櫛の検分に意識を戻す。それを遮ったのは、ひょこっと上から顔を覗かせた新之助だった。
「なんだよー、やっと実習から戻ったルームメイトにそっけなさ過ぎだろ!」
言って、八左ヱ門の持つ櫛に目を留める。
「あれ? 何でハチが佐助先輩の櫛持ってんだ?」
「は?」
「は? て何だよ! なんか随分ぼろくなってるけど、それ、左助先輩が実習で使ってた櫛だろ? もしかして、俺がいない間に先輩来てたのかっ?」
「うわっ、待て! 来てない来てない!」
クワッと迫られ、八左ヱ門はゴロゴロ転がって新之助から逃れる。慌てて言い足せば、じゃあ何でそれを持っているのかとジト目を向けられる。
八左ヱ門は新之助から十分な距離を取ってから睨み返した。
「つか、何で新が佐助先輩にこだわんだよ!」
「実習んときにイロイロ迷惑かけたのに、礼言う暇なく卒業しちまったんだもん! 利吉さんは卒業してからもよく来てくれるけど、佐助先輩は全然だろっ、やっと礼言えると思ったのに!」
「お、おーそうか」
熱く語る新之助に八左ヱ門は引いた。眼に気迫が籠り過ぎて怖い。豆腐小僧の豆腐語りならもう慣れたが、同室五年目にして初めて目の当たりにする迫力だ。
実習とはいえ、命を預け合うこの環境では、たまにこうして先輩や同輩への崇拝者が現れる。
互いが学内にいる間は良い。けれど卒業してからも引きずるようだと、忍としては致命的だ。
崇拝する相手と戦場で遭遇したら──佐助が新之助に顔を合わせないまま卒業したのも、それを懸念したからかもしれない。
新之助は膨れっ面で八左ヱ門を睨む。
「で、何でハチがそれ持ってんの?」
「拾った。…………なあ、三年ろ組の四條畷先生って左助先輩の就職先知ってると思うか?」
「知ってるだろうけど聞いても無駄だよ」
迷った上に新之助に尋ねるが、その前の答えが端的過ぎたからか返答は冷たい。
そして何より、既に確認済みであることに八左ヱ門は戦いた。
思い浮かべるのは、この櫛の所有者。
疑わしさは拭えなくとも、新之助の八つ当たりに遭わせるのは気の毒に思えた。
「いや、そういや知らないなと思っただけなんだ。俺兵助に本借りるの忘れてたからちょっと行ってくるな」
八左ヱ門は引き攣った笑みで新之助に告げると、じりじり出口へとにじり寄った。
「ハチ?」
「あと、小林先生が、戻ったら体育委員の壊した花壇の修繕で相談したいって!」
「まーた七松先輩かよ!」
それは本当に今まで忘れていた伝言だった。けれどそのおかげで新之助の崇拝モードが解除され、八左ヱ門は寸でのところで追求を逃れたのだった。
吹田新之助──緑化委員会委員長代行。
「で、俺らんとこ逃げてきたわけね」
八左ヱ門が自室での出来事を伝えると、兵助は苦笑混じりの相槌を打った。
「新之助が佐助先輩に傾倒してるのは知ってたけどさー、三木ヱ門が照星さんに憧れてるようなもんだと思ってたよ」
兵法書をパラパラとめくりながら、勘右衛門。
「田村の傾倒ぶりも相当だけどよ、新之助、あいつ佐助先輩の就職先判ったら、それが何処だろうと追っかけ就活やりかねん勢いだったぞ」
「まさか。大袈裟すぎじゃないか?」
「大袈裟なもんか! 佐助先輩の事問い詰めてくるときのあいつの目、マジヤバかったんだからな!」
「ほんじゃさ、佐助先輩仕えてる殿様が気に食わなかったら闇討ちで城潰そうとするとか?」
「今のあいつならマジでやる」
八左ヱ門の断言に、兵助と勘右衛門は顔を見合わせた。
それはあまりにも行き過ぎではないか──?
「けど、今までそんなそぶりなかったんだろ?」
「そもそも俺に佐助先輩との接点がねーよ。話出なきゃ知りようねぇだろ」
「佐助先輩は用具だったっけ」
「きっかけがなけりゃ表に出てこない執着、なぁ……で、これがきっかけ?」
兵助は櫛の歯を爪で弾いた。
ぺん、と間抜けな音が三人の真ん中に落ちる。
「確かに佐助先輩が女装の小道具にしてた櫛と似てる、気はする」
「でもそれにしちゃあ年季が入りすぎてない?」
反対側から櫛を眺める勘右衛門。
「まあな。そう珍しいもんじゃないし、普通に考えりゃ偶然だろ。ただ、あいつらの素性が判らないからな。単純に無関係で切っても良いのかどうか……」
八左ヱ門は腕組みした。
櫛に見覚えがあったのは、新之助や兵助の言う通り、佐助が使っていたものと似ているからだろう。実習で使う程度の櫛だから、大した値打ちものでもなく、「似たようなもの」ならいくらでもありそうだ。けれど、それをバサラ者であるひわが持っていた──学園に持ち込んだというのは、何か裏があるのではないかと疑いたくもなる。
卒業生である上月佐助がバサラ者であることは、接点の薄い八左ヱ門でも知っている。
「四條畷先生に聞くだけ聞いてみたら? 就職先教えてもらえなくても、櫛の事なら確認してもらえるかもしれないし」
「やっぱそれしかないか」
勘右衛門の言葉に、八左ヱ門は溜息をついて肩を落とした。
長い間大事に使われていたことがわかる、塗りの剥がれかけ、使い込まれた櫛。
夕食の時に返しそびれたそれの、本当の持ち主はひわだ。
雷蔵の髪を梳き終えるかいなかで倒れてしまったときに、彼女の手から滑り落ちた櫛。あの時の赤い顔と潤んだ瞳、ぶっきらぼうな対応は、高熱によるものだと把握した。それはいい。
解せないのは、何故ひわの方が無理をして、バサラ技を連発したのか。疲労に苛まれた身体を圧して、三人の絡まった髪を梳き、一人一人の名を確かめたのか。
──雷蔵の名前を確かめるため……じゃあないだろうな?
いくら似ているとはいえ、十年前では雷蔵もちんまいお子様だ。守役の可能性があるとすれば、雷蔵の親類縁者。けれどその程度の繋がりを測るためには身体を張り過ぎではないだろうか。
八左ヱ門は目の前で見ている。雷蔵の名乗りを聞いた直後の、失望と安堵という共存しないはずの感情に揺らいだひわの顔を。
守役の話を聞いた後のひなの反応にしても変だ。似ているだけの他人を見つけて、何故あそこまで衝撃を受けるのか──悟らせないようすぐ馬鹿騒ぎを演出したので、彼女達は彼等が違和感を覚えているのに気付いていないだろう。
──と思いたいけど、微妙か。兵助達は多少距離を詰めたようだけど。
八左ヱ門は、別れ際のひわとの会話を思い出し顔をしかめる。
「ひわ姐さん、俺らも名前で良いと思わない?」
い組の二人がいつの間にか名前で呼ばれているのに気付いた三郎。自分と八左ヱ門とを指差して提案したのだが、
「だがことわる」
「一言かよ!」
その前に覗かせた柔らかい微笑を何処に忘れたかという真顔でひわは却下した。
「鉢屋は鉢屋の方が呼びやすい。竹谷は……八左ヱ門て長くて言いづらいからヤダ」
「勘右衛門だって十分長いだろ!」
「ちょっと!」
槍玉に上がった勘右衛門が声をあげるが、ひわはちらっと彼を見た後、
「長くないでしょう、勘右衛門は……そうだな。十数年後にどこかで無事に再会出来たなら考えても良いよ」
「遅すぎだろ、どう考えても」
「じゃあ三郎は?」
お墨付きを貰った勘右衛門はのほほんと尋ねる。当の三郎は、肩を落とす姿勢の裏で、ひわの反応を伺っている。
「鉢屋が何?」
「いやあの、どのくらい経てば名前で呼ぶ気になるのかって話だろ」
苦笑して、兵助。ひわは眉を寄せ、苦渋の顔付きになり、瞑目した。それを見たひなも何故か(彼女は最初から名前で呼んでいるのに)難しい顔をして顎に手を当てる。
「おーい、もどってこーい」
あまりにも間が長いので兵助は再び呼びかけた。ひわは苦い顔のまま、
「想像もつかない。
鉢屋は将来的な主君が大体決まってるでしょう。ある意味それに敬意を表しているってことじゃダメなの?」
「ひわ!」
ひなは慌てたようにひわを呼んだ。
──大丈夫。
ひわの口が音を立てずにひなへ告げた。
──大丈夫……何がだ?
くるり、櫛の裏表をひっくり返す。
皹が入ったのを補修した跡。着ていた衣は上質なのに、そこまでして使い続けるのは、どんな理由なのか──
八左ヱ門が気になるのは、この櫛をどこかで見た覚えがあるからだ。
彼女達──少なくとも、ひわは、この学園に関する何かを知っている。それでいて、隠している。先生方がそれに気付かないはずもないのに敢えて五年生長屋に放り込み、臨時講師の役割を与えたのは……
「ただいまーつっかれたよ!」
ガラッと戸を開けて、同室の吹田新之助が現れた。
「おー」
八左ヱ門はおざなりに返して櫛の検分に意識を戻す。それを遮ったのは、ひょこっと上から顔を覗かせた新之助だった。
「なんだよー、やっと実習から戻ったルームメイトにそっけなさ過ぎだろ!」
言って、八左ヱ門の持つ櫛に目を留める。
「あれ? 何でハチが佐助先輩の櫛持ってんだ?」
「は?」
「は? て何だよ! なんか随分ぼろくなってるけど、それ、左助先輩が実習で使ってた櫛だろ? もしかして、俺がいない間に先輩来てたのかっ?」
「うわっ、待て! 来てない来てない!」
クワッと迫られ、八左ヱ門はゴロゴロ転がって新之助から逃れる。慌てて言い足せば、じゃあ何でそれを持っているのかとジト目を向けられる。
八左ヱ門は新之助から十分な距離を取ってから睨み返した。
「つか、何で新が佐助先輩にこだわんだよ!」
「実習んときにイロイロ迷惑かけたのに、礼言う暇なく卒業しちまったんだもん! 利吉さんは卒業してからもよく来てくれるけど、佐助先輩は全然だろっ、やっと礼言えると思ったのに!」
「お、おーそうか」
熱く語る新之助に八左ヱ門は引いた。眼に気迫が籠り過ぎて怖い。豆腐小僧の豆腐語りならもう慣れたが、同室五年目にして初めて目の当たりにする迫力だ。
実習とはいえ、命を預け合うこの環境では、たまにこうして先輩や同輩への崇拝者が現れる。
互いが学内にいる間は良い。けれど卒業してからも引きずるようだと、忍としては致命的だ。
崇拝する相手と戦場で遭遇したら──佐助が新之助に顔を合わせないまま卒業したのも、それを懸念したからかもしれない。
新之助は膨れっ面で八左ヱ門を睨む。
「で、何でハチがそれ持ってんの?」
「拾った。…………なあ、三年ろ組の四條畷先生って左助先輩の就職先知ってると思うか?」
「知ってるだろうけど聞いても無駄だよ」
迷った上に新之助に尋ねるが、その前の答えが端的過ぎたからか返答は冷たい。
そして何より、既に確認済みであることに八左ヱ門は戦いた。
思い浮かべるのは、この櫛の所有者。
疑わしさは拭えなくとも、新之助の八つ当たりに遭わせるのは気の毒に思えた。
「いや、そういや知らないなと思っただけなんだ。俺兵助に本借りるの忘れてたからちょっと行ってくるな」
八左ヱ門は引き攣った笑みで新之助に告げると、じりじり出口へとにじり寄った。
「ハチ?」
「あと、小林先生が、戻ったら体育委員の壊した花壇の修繕で相談したいって!」
「まーた七松先輩かよ!」
それは本当に今まで忘れていた伝言だった。けれどそのおかげで新之助の崇拝モードが解除され、八左ヱ門は寸でのところで追求を逃れたのだった。
吹田新之助──緑化委員会委員長代行。
「で、俺らんとこ逃げてきたわけね」
八左ヱ門が自室での出来事を伝えると、兵助は苦笑混じりの相槌を打った。
「新之助が佐助先輩に傾倒してるのは知ってたけどさー、三木ヱ門が照星さんに憧れてるようなもんだと思ってたよ」
兵法書をパラパラとめくりながら、勘右衛門。
「田村の傾倒ぶりも相当だけどよ、新之助、あいつ佐助先輩の就職先判ったら、それが何処だろうと追っかけ就活やりかねん勢いだったぞ」
「まさか。大袈裟すぎじゃないか?」
「大袈裟なもんか! 佐助先輩の事問い詰めてくるときのあいつの目、マジヤバかったんだからな!」
「ほんじゃさ、佐助先輩仕えてる殿様が気に食わなかったら闇討ちで城潰そうとするとか?」
「今のあいつならマジでやる」
八左ヱ門の断言に、兵助と勘右衛門は顔を見合わせた。
それはあまりにも行き過ぎではないか──?
「けど、今までそんなそぶりなかったんだろ?」
「そもそも俺に佐助先輩との接点がねーよ。話出なきゃ知りようねぇだろ」
「佐助先輩は用具だったっけ」
「きっかけがなけりゃ表に出てこない執着、なぁ……で、これがきっかけ?」
兵助は櫛の歯を爪で弾いた。
ぺん、と間抜けな音が三人の真ん中に落ちる。
「確かに佐助先輩が女装の小道具にしてた櫛と似てる、気はする」
「でもそれにしちゃあ年季が入りすぎてない?」
反対側から櫛を眺める勘右衛門。
「まあな。そう珍しいもんじゃないし、普通に考えりゃ偶然だろ。ただ、あいつらの素性が判らないからな。単純に無関係で切っても良いのかどうか……」
八左ヱ門は腕組みした。
櫛に見覚えがあったのは、新之助や兵助の言う通り、佐助が使っていたものと似ているからだろう。実習で使う程度の櫛だから、大した値打ちものでもなく、「似たようなもの」ならいくらでもありそうだ。けれど、それをバサラ者であるひわが持っていた──学園に持ち込んだというのは、何か裏があるのではないかと疑いたくもなる。
卒業生である上月佐助がバサラ者であることは、接点の薄い八左ヱ門でも知っている。
「四條畷先生に聞くだけ聞いてみたら? 就職先教えてもらえなくても、櫛の事なら確認してもらえるかもしれないし」
「やっぱそれしかないか」
勘右衛門の言葉に、八左ヱ門は溜息をついて肩を落とした。
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