エカジェリア生まれのエカジェリア育ち。
　オルヴァリー大陸南方のキルサイド南連邦領の小村ノナイ出身。幼い頃に戦乱で村が滅ぼされ、衰弱死しかけたところを旅の女性に救われる。
　この養母により歌舞の業を鍛えられ、やがてオーサ法王エルセイユをして「いかなる王侯貴族の願いにも左右されない価値がある」といわしめるほどの評価を受けるに至る。

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　旅する中で知り合った傭兵エルヴァンと結ばれて後、第一子ガーラントが誕生。リョッカ連合とグリューンラントの何度目かの休戦協定の折りに祝いの歌を披露し、両国の境界に位置する森林に小さな家を与えられ、第二子サキカが誕生してからは暫くかの地に留まることとなる。
　エルヴァンと出会うまでの数年共に旅をしていた少女については委細不明。養母である女性からいつ独立し、この女性のその後がどうなったのかについても公には知られていない。