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 ギャンブルがやめないパターン
 ヒロインはジル。遺失物管理係なのは変わらず。
 ギャンブルと共通の話題を得るために、「預かりものを適切に取り扱うため」という理由をつけて様々な銃器の扱い方を学んだ。射撃の腕も鍛えている。
 ギャンブルとの付き合いにより荒事にも慣れてしまっているが、自分がSWATになることは考えてもみなかった。
 ロッカールームで喧嘩したギャンブルを引き留め、ストリートに平手打ちし、無理矢理仲直りさせた話は仲間内では有名。
 バディ組む関係上ギャンブルだけ追加すると数が合わなくなるかなと思っていっそのことヒロインごと参加させてみることにした←

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 ギャンブルの場合、ストリートのように「全力で鍛えてます!」という素振りを見せるのは嫌がりそうだから、表向き不真面目にダラダラと倉庫係するといいよ。格好も前よりチャラくなって。でも、銃の扱いは好きなので整備は完璧。渡す時に鼻で笑って「自分でこのくらいやれるだろ」って一言多い。
 日々定時でさっさと上がって、取り巻きの女の子と連れ立ってへらへら出てくので、ストリートからは「本当にいつか戻る気があるのか?!」と苛立たれている。実際は民間の射撃場やジム等を梯子して只管訓練している。女の子達は単なる送迎。各設備の会員登録はジル名義で、ギャンブルは毎回会員同伴のゲストとして設備利用し記録には名前が残らないようにしている(無駄にこだわり)日々訓練に付き合うジルは自然と目や動きがこなれて、知らずにスキルアップ。
 かなりハードに鍛えてるので職場でのジルはぐったり気味。傍から見ると夜遊び疲れに見えないこともなく、フーラーからはやっぱりギャンブルの首は切っておくべきだったとますます忌み嫌われる要因に。
 そんな中でのホンドー召喚。業を煮やしたストリートが「たまには真面目に訓練もしろ!」とギャンブルを署の射撃訓練場に引っ張っていった時に丁度ホンドーがチーム入り予定のTJ達の訓練ぶりを確認に来る。ホンドーの提案で、ストリートVSTJ ギャンブルVSボクサー の組み合わせによる勝負を実施。結果はストリート・ギャンブルの圧勝。SWAT現役時代と遜色ない技術に仲間達は目を瞠る。ただしホンドーはストリートの謙虚さや思慮深さも買っており、短い勝負の間でも彼への評価を高める。
 勤務時間内に他のメンバー候補に会いに行くときも、ギャンブルには声を掛けずストリートだけを連れて行く。ギャンブルはただ薄笑いでストリートを見送る。ホンドーからギャンブルの事を訊かれ、ストリートは「彼奴ももう少しふりだけでも真面目にできれば……」と愚痴をこぼす。ホンドーはストリートを自分のチームに勧誘するが、ストリートはギャンブルを気にして難色を示す。
 ホンドーはいつも通り女の子といちゃつきながら退出するギャンブルを尾行。ギャンブルは気付いており、いつもより早い地点で女の子を帰らせる。
「おっさんが付け回してるのはジェシカか、それとも俺の方?」(すっとぼけ)
「偶々行き先が一緒だっただけとは思わないのか、自惚れるなクソガキ」
「そうかよ。じゃ、お先どーぞ」
「……」
「行かねえのか?」
「こんな所で男二人で競歩になっても寒いだろう。お前が入り浸ってる遊び場だ。この際一緒に行こうじゃないか」
「チッマジでストーカーかよ」
「素行調査と言え」
 この時の行先は民間のスポーツジム。ジルとはいつも通り入り口での待ち合わせ。
「ギャンブル!」
「見つかっちまった」(嫌そうに肩でホンドーを指す)
「リジー達が言ってた、最近あんたのこと嗅ぎまわってる奴がいるって」
「お前ら知ってたなら先言えよ」
「フーラーよりよっぽどまっとうな奴だって言うしさ、あの子達の言う「まっとう」ってどんなもんか正直興味があった」
「ジル……」
「お嬢ちゃんがこのクソガキの代わりに利用者登録してるジル・クランベリーか」
「そうだよ」
「……勤務先はLA市警の」
「そう見えない?」
「まあな。だが勤務時間外だ。服装は個人の自由さ」
 ジムに入ってからは身体を鍛えるギャンブルを眺めながらジルと話して、ギャンブルについての情報を得ようとするホンドー。最初は放置していたギャンブルもついには辟易して「余計なことをペラペラ喋るな」と彼女をトレーニングマシーンの方へと追いやる。
「鼻の下伸ばしてんじゃねぇよ、おっさん」
「他人の女に手を出すほど餓えちゃいない」
「他人の女ぁ?」
「お前のガールフレンドだろう」
「ちげーし。アイツは……なんだ。モノズキな単なる遊び仲間の一人だ」
「だとしてもまだまだ未熟な嬢ちゃんにそういう興味はわかねぇな」
「おいおい、アイツ俺と同じ歳だぜ?」
「俺からしたらお前もまだまだ立派なクソガキだよ」
 波長は割と合いそうな気がするので、素直じゃないけどいつの間にか普通に話している。いつもより軽めに、それでも最低限のトレーニングをこなしたうえで別れる。
 数日後、SWAT候補生として集められた面々がわいわい話していると、騒がしい声が近付いてくる。面倒がってふけようとするギャンブルとそれを引き摺って連れてこようとするジル。ギャンブルも何が何でも来たくないわけでもないのでジルの力でも引き摺ってこれる。二人には呼び出し理由は明かされておらず、ドアを開けたところで揃っている面子にきょとんと驚いた顔を見せるギャンブル。ぽかんと口を開けるのはストリートの側も同じ。
 二人の更に後ろからホンドーが現れ、
「お前は先に言っておくと付け上がりそうだったからな」
「何だよそれ」
「あははははは、見抜かれてる」
「笑うな!」
「良かったじゃん。この面子見る限りイイハナシみたいだし」
「イイハナシかぁ?」
「ストリートとの最強コンビ復活?! ってジェシカ達に早く報告しなきゃっ」
ジルは笑顔で立ち去ろうとする。
「おい待て」
「何?」
「誰が帰って良いと言った?」
「役目、果たしたでしょ?」
「役目?」
「ギャンブルをちゃんとここに連れてきた」
「それは確かに期待したが、もののついでだ」
「はぁ?」
「イイハナシ、なんだろ?」
「それはあんたにとってで……」
「おいおいWB。まずはとっとと席に着けよ。まだ話の内容が一つと決まったわけじゃない」
「TJムカつく!」
「後にしろ!!」
 じゃれ合っているだけにしか見えないジルの態度に、サンチェスはあまり気分が良くない。ちゃらちゃらとしたギャンブルと合わせ、「これまで散々頑張ってきた自分がこんなのと一緒の扱い?!」と反発。
 実際の訓練が始まると、二人に対するサンチェスの評価は見直される。サンチェスとジルは互いの苦手なところについてアドバイスし合うなど良好な関係に。ただし男の趣味についてだけは相いれない。
 ジルの願望や大方の予想にもよらず、ホンドーはストリートとギャンブルをペアにはしない。この二人が組めば突出した能力になることは明白だが、ほかがそれについて行けないのも明白なので。TJ・ボクサー・サンチェス・ジルの誰かとストリート、別の誰かとギャンブル、残り二人がペアというパターンで訓練。
 ホンドーは当初からギャンブルの採用について検討はしていたが、元相棒やもともとチームだった仲間だけではストッパーになりきらないのを懸念していた。二人を叱り付けた上ギャンブルの退職を思いとどまらせたWBにも関心を寄せてたが、内勤経験しかないようだったので候補から除外していた。ところが、一番評価しているストリートがあくまでもギャンブルと揃ってのSWAT復帰を望んでおり、ギャンブルの素行調査時に名前を見かける「クランベリー」とWBが同一人物だと気付くと考えが変わる。フーラーがWBとギャンブルの関わりを気に入っていないところも逆に気に入って、見込みがあるか確かめるためにギャンブルをつけたのがいつかの真相。ジルという付け焼刃を加えてもギャンブルを使ってみたいという意味では評価してることになるのかな。ただその付け焼刃もそれなりに使えないことには仕方がないので、どのくらいついて来れそうかジムでの鍛錬状況を確かめに行った。
 認定試験の時の作戦指揮はストリートが主導。
「ちゃんと自分で作戦立てられるんじゃねぇか」
「いつもは君が前に前に出過ぎるから提案する暇がなかったんだ」
「どっちでもいいからさぁ、早く片付けようよォ」
「…………いいか、頼むから作戦通りやってくれよ」
「ぬるいお遊びみてぇな試験ごときで無茶はしねぇよ」
 肩を竦めて見せたとおり役割をこなすが、わざとテロリスト役のペイント弾がフーラーの目の前の硝子に当たるように仕組む。
 打ち上げの時にはそのフーラーのびくついた顔の話で盛り上がる。ホンドーからはあんな時まで遊ぶんじゃないと殴られる。あくまでも全員無事で、がホンドーの信念であることはギャンブルも承知。ギャンブルも別に最も効率的で被害が少ない方法を考えた結果のこれまでの無茶であり、実際の事件に対しては真面目にやることを約束する(そしてそのあとホンドーもあの時のフーラーは面白かったとにやりとする)
 打ち上げの2次会は殆どWデート状態。なのに店にいる女の子に気軽に声をかけてべたべたしているギャンブルに、サンチェスの上がりかけた好感度はだだ下がり。
「あんた平気なの?」
「あたし? 別にそういう関係じゃないし。あたしが一方的に世話焼いてるだけ」
「あんたね、何そう都合のいい女なんかに成り下がってんだよ!」
「あたしはギャンブルが生き生きしてるの見るだけで幸せなんだ~」(酔っぱらった間延び口調)
「何だ、お早いおねんねだな、SweetBerry」馴染みの酔客が寄ってきてジルの肩を抱く
「あたしをSweetBerryって呼ぶなぁっ!」相手を投げ飛ばすジル
「へっまだまだ元気じゃねぇか。っ?! いってぇ!」ギャンブルが相手を踏みつける
「おっと、悪い。暗くてよく見えねぇからなぁ」ギャンブルはあくまでニヤニヤ笑ったまま相手を威圧
「悪かったよ、冗談だよ!」相手は怯えてその場から離れて行く
「WB飲みすぎじゃないか」諌めるストリート
「技のキレ落ちてんよ」からかうサンチェス
「あによぉ、これくらい」頬をふくらますジル
「ご機嫌だな、ジル」席に戻ってくるギャンブル
「ギャンブル~」甘えて擦り寄るジル
「如何した、SweetBerry?」
「ん~、なんでも~」(ギャンブルには怒らないのか、とサンチェスは呆れて目をぐるりと回す)
「じゃ、そろそろ帰るか」ジルの肩を抱いて立ち上がらせるギャンブル。

  ギャンブルもジルも互いに「そういう相手じゃない」と言い続けていても、ちょっとした行動に特別ぶりが現れているといいなぁ。
  ジルはギャンブルの特別にはなれないんだろうなぁと諦めていて、
  ギャンブルは、ジルは他の取り巻き同様きゃあきゃあ騒ぐのが楽しいだけで本気になったら逃げられると思っている。
  周りの方が気持ちの変化に気付いて、早くくっついちまえと気を揉んでいる。
  サンチェスはギャンブルの気持ちには懐疑的。
  TJはギャンブル同様ジルはじゃれ合いたいだけなんだと思っている。

 サンチェスはジルが心配でついて行くべきかと悩むが、ストリートは大丈夫だから放っておくといいと肩を竦める。
 ジルは本当はそれほど酔っていない。ギャンブルの前で醜態を曝して嫌われたくないので適度に酔ってる芝居を身につけた。
 ギャンブルもジルの酔った振りの芝居に合わせて見せてるだけなので、放っておけというストリートの判断が正しい。
 酔っているジルの介抱名目であればいつもより甘く優しく振る舞える。
 酔っている振りをすることで、いつもよりもギャンブルに甘く優しくしてもらえる──表裏の思惑で繰り返される茶番。

 こう着状態にある二人の関係が一歩踏み込むきっかけになるのがモンテルの事件。
 この場合は元傭兵か軍の特殊部隊出身者の首謀。多分ジルに投げ飛ばされてギャンブルに踏まれた顔馴染みも関与している。
 最初のヘリ撃墜の時は、事前にギャンブルがホンドー経由で警告を発していたが考え過ぎだとして対抗措置の手配は認められず。
 TJの彼女が攫われて、彼女の命と引き換えの協力を強いられたTJが原作通りに逃亡を補助。切羽詰まったTJの挙動や彼の落とした携帯から状況を把握し、ホンドー班は本部には詳細を伏せて人質解放と逃亡追跡の対応をすることに。
 追跡班は原作通り。ギャンブル、ボクサー、ジルが人質解放チーム。人質の所在は割とすぐに判明するが、救出時彼女を庇ってジルが被弾か負傷かしてしまい倒れたことで、ギャンブルはブチ切れる。犯人に過剰な暴力を振るいそうになるギャンブルをボクサーがどうにか抑えて犯人逮捕。ジルは慣れていないからショックが大きく気を喪っただけで割と軽傷。犯人連行手配の間に意識を取り戻し、TJの彼女を含めた4人で追跡チームに合流。最後はストリートとギャンブルのタッグで首謀者逮捕、モンテルを確保して任務を遂行する。

  最初からジルはブライアンが好きな設定だから、ブライアンが落ちなければくっつかないわけで……
  互いに居心地の良い馴れ合いで不都合がないから動いていなかったのをどうにかするには彼女を喪うかもという恐怖感がないとだめだろうなぁという理由での負傷展開。
  ついでに、誰かチームの人間が裏切らないことにはそもそも逃亡できない→ギャンブルもいるならなおさら無理→TJが裏切るもっともらしい理由ってなんだろう。彼女か?! →攫われた彼女を助けに別行動すれば、迅速過ぎて大したことないと思われてしまいそうなモンテル確保・状況解決にはならずに済む という理由での誘拐劇。
  この彼女はきっと、TJの彼女のままでいたらまたどんな目に遭うかわからないという恐怖心でTJと別れてしまうんじゃないだろうか……
  TJの処分については、「作戦行動として、不穏分子を一掃するために裏切った振りで犯人に同行」と報告されており、事前の申告を怠ったことによるチーム全員の減給処分という形で処理される。
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