読み方は”ダルクァオィェサッシュ”
飛翼族をも死に至らしめる力を持つ毒花。
単一次元世界の研究者達が飛翼族を作り出す過程で生じた不純物を吸収した草花の突然変異種。
崩壊した次元の歪みにより、その力は負の感情を養分として膨らむようになり、毒薬としてばかりではなく呪いの形代としても強い効果をもたらすようになった。また、この為逆に深い闇にでなければ生息しなくもなった。
よくある話だが、見た者を惹きつける抗い難い魅力を持ち、生涯を狂わせる事になった者もいる。
この花による呪いを受けた者としては、飛翼族太陽宮の最高位・ルミエナ(「現代神話」)、サイカリ第三皇子(妖撃将軍)ディミトリーダ(「時見師の鏡」)等が上げられる。
一応は作中作に当たるゲームシリーズ。発売されているのはユージェリア。発売元は小山羊エンターテインメント(笑)
このシリーズの設定は無駄に細かくて、各国暦とか共通暦とか各地の特産品とか凡その地形図だとか滅多やたらに考えています。
シリーズ全体を通してのテーマ曲は「PlasticForest」……何の曲なのかといえば学生時代に所属していたバンド「Möbius」の初オリジナル曲です。イントロのメロディがベースソロなんですが、初めて打ち込みのデモを聞いたときにベースパートである事を気付かず、まんまとその部分まで歌詞を考えてしまったというマヌケな出来事があり、その没歌詞がこのシリーズの源流には存在します。まあそこはもったいないの精神で(爆)
当時のメンバーとの交流は絶えていて、使用許可を得ようがないのでこの曲そのものを披露する事はできませんが、ベースソロで始まり、変拍子を好み、キーボードソロが消化不良でギターとドラムが派手で、ベースソロで終わる曲だった事は伝えても……いいかな。
自分が住んでいるのとは別の世界に入り込むという設定。
主人公の主観で判断するものなので、主人公から見て他の世界の相手がやってくることは逆トリップと呼ばれる。
霞の杜内部では”次元移動”と呼ぶこともある。
トリップの手段としては、1.個人の能力・技能である場合と、2.機器・装置の力で”科学的に”飛ぶ場合、3.神や絶対的意志のような存在の力で飛ばされる場合がある。
霞の杜の話では、実は3は実質的にあり得ない。
また、トリップの状況としては、A自主的にB強制的にC偶発的にといパターンがあり、A’必要に迫られてやむなくB’転移の条件を満たしてしまい取り消しが効かない(取り消す方法がわからない)C’能力に急に目覚めたC”機器故障に巻き込まれたなども割合にお約束。