ユージェリア生まれのユージェリア育ち。ORIGINAL~シリーズの元祖ヒロインにしてうちの子の中では一番初めてグラマラスバディと表現された子(のはず)。
泣くことさえも拒絶するような幼少期が、感情の起伏を表さないぼんよりした”紅浪想”を形成した環境。
亜都家に引き取られた後に涙を流すためだけの人格”ソウ”を生み、悪ガキどもにいじめられた経験から反撃するための人格”クナミ”を生む。
本格的な各人格の”自我”が形成されたのは、亜都博士の発明品による初トリップ先でのこと。
このトリップでクナミは”循環”ソウは”干渉”そして紅浪想は”せいげん”という能力を手に入れるが、彼女の力を研究していた人物により、最終的に二つの人格の封印と一つの人格の能力の封印が行われる。
人格を強制入れ替えする手段はアルコール。体内のアルコール濃度により各人格を入れ替えるからくりを仕立て上げたのも後に彼女を封印するのと同じ人物。
余談ではあるが彼女の体形をグラマーにしてのけたのもこの世界の男ども(それまでは標準以下)だ!
出現作品:『ORIGINAL BOOK』
原初たる単一世界で誕生した種族で、分裂後の数多くの世界において「神」に類されている。姿は人の背に羽が生えたいわゆる「天使型」
各々司るもの・役割によって「太陽」「月」「大地」「風」「水」「炎」「木」の宮殿に座し、世界の営みを見守り続けている(とされる)
さまざまな事情により人の世に身を預けている者もあり、彼らは時が来れば目覚めの神官によって封印を解かれ、その役目を全うするといわれている。
「火宮」の長はシルヴィア
「風宮」に所属するのはシリアン
その他に「太陽」「月」「大地」「風」「水」「木」の長と、何名かの補佐役が目覚めたり目覚めつつあったりする。
基本的に不老不死・容姿端麗のうえほぼ万能なのだが、何故か一つ、壊滅的に苦手とするものをそれぞれに持っている。(ex木宮の長は壊滅的に持久力が無い)
松岡綜合事務所:略称はMTA
強いて言えばやっかいごとよろず引き受け業。
I~シリーズで相良さんが名乗っているように、中核を占めるのは特殊能力を持った、いわゆる超常能力者ばかり。
母体になっているのは双葉研究所という機関のESP被検体とされていた人々で、彼らを窮地から救うために尽力した松岡博士の名前からこの名がつけられた。
『松岡○羅』というのは一種の職業名だが、最もオリジナルのメンバーには松岡姓の名前しかない。
発生の経緯上、特殊能力を生かした活動をしながら、超常能力者達が一般にまぎれて安全に生活を送れるように働きかけている。権力と結びつくことによる弊害を常に注視し、とくていの宗教・政治団体・勢力によらないことをモットーとする。
その筋では相当に名の知れた団体。